吉田 翔(よしだしょう)


1984年愛知県生まれ、京都府在住。2008年大阪成蹊大学芸術学部美術学科絵画表現領域日本画工房研究課程修了。 画家。グラフィックデザイナー。大阪成蹊大学芸術学部美術学科非常勤講師。

2004年に大阪成蹊大学芸術学部学内ギャラリー・スペースBで開催されたグループ展「B-port -余白の地 - 」より本格的に作家活動を開始する。個展開催、グループ展参加など、国内外で精力的に活動を続けている。 2008年には新宿高島屋にて個展「Night Trace - 夜の跡 -」、Harbour City(香港)にて個展「Distant Promice - 遠い約束 -」(Produced by Art Statements Gallery)を開催。

このBLOGについて



このブログでは吉田翔の近況報告は勿論、おすすめの展覧会情報や展覧会レビュー、気になる書籍や雑誌、映画、CDの紹介など、クリエイティブに関する情報を無差別にサクサク紹介して行きます。















年月別アーカイヴ



| 2009年07月 (01) 09年07月05日更新
| 2009年06月 (01) 09年06月20日更新
| 2009年05月 (0)
| 2009年04月 (03) 09年04月13日更新
| 2009年03月 (01) 09年03月27日更新
| 2009年02月 (01)
| 2009年01月 (01)
| 2008年12月 (05)
| 2008年11月 (02)
| 2008年10月 (03)
| 2008年09月 (05)
| 2008年08月 (04)
| 2008年07月 (07)

| 2008年06月以下はメンテナンス中のため、しばらくお待ち下さい。

カテゴリー別アーカイヴ



| Architecture (03) 08年12月14日更新
| Book (06) 09年01月10日更新
| Culture (07) 08年11月10日更新
| Design (04) 09年04月13日更新
| Exhibition (13) 09年04月03日更新
| Fashion (02)
| Music (08) 09年07月05日更新
| Photograph (06) 09年03月27日更新
| Other (13) 09年06月20日更新









【ヘルベチカ - 世界を魅了する書体 -】


1957年、スイスの小さな工房で“スイス書体”を意味する「ヘルベチカ」というひとつの活字が生まれた。 それから50年、ヘルベチカは誰にとっても身近なものになった。 ヘルベチカは、地下鉄で行くべきホームを案内し、朝刊の広告の中で投資を売り込み、休日の旅行に誘っている。 テレビで最新ニュースを届け、職場のドアは「押す」のか「引く」のかを知らせている・・・。 何百万もの人々が毎日ヘルベチカを目にし、使用しているのは「なぜ」なのか? そして、それが広く普及したことによる影響は? 我々は、日々の生活の中で、書体とどのように接しているのか? テクノロジーは書体やグラフィックデザインに影響を与えるのだろうか? そして、我々は書体をどのように消費しているのだろうか? グラフィックデザインと書体についての優れたドキュメンタリーフィルムが誕生した!

監督・製作:ゲイリー・ハストウィット
撮影:ルーク・ガイスビューラー
編集:シェルビー・シーゲル





【AVANT GRADE CHINA 20】


中国現代美術は、長きにわたった文化大革命が終了し、それまでの文化的鎖国状態から、海外の新しい美術の動向が少しずつもたらされるようになった1979年、北京のグループ星星画会の作家たちが、表現の自由を求め、声を上げたことに始まるとされています。 その後、中国現代美術は、1989年の天安門事件など政治的な状況の変化や、市場経済体制への移行による著しい経済発展を、きわめて直接的に反映しつつ展開してきました。

今回、本展を「アヴァンギャルド・チャイナ」と題したのは、欧米や日本ではすでに死語になった感のある「前衛(アヴァンギャルド)」が、中国においては実に積極的な意味を帯びてきたからです。 文化大革命終了後、改革開放政策の流れの中で、中国の作家たちは、デュシャンやラウシェンバーグ、さらには当時最先端だったジェフ・クーンズまで、20世紀の近現代美術を一気呵成に受容しながら、極めて短期間の内に独自の表現を切り開いてきました。 中国の現代美術が過激な実験性と批評性をまといつつ、他の国に類例のない特殊な展開を示してきたのは、こうした背景によるものです。

本展では、中国現代美術の独自性が芽生え始めた1980年代中ごろを出発点に、八五美術運動と総称される先鋭なグループの活動、 資本主義を揶揄的に扱う「ポリティカル・ポップ」や民主化運動の敗北と挫折を味わった世代による「シニカル・リアリズム」を経て現在にいたる約20年の軌跡を、各時期を代表する作家たちの作品によりご紹介します。 日本においてこのように系統的に中国現代美術の流れをご紹介するのは本展が初めてであり、今日世界的に注目を集めている中国現代美術の歴史を知り、理解を深めていただくうえで、またとない機会になることと存じます。

会場:国立国際美術館
会期:2008年12月09日〜2009年03月22日





【チャロー・インディア】


“チャロー”はヒンディー語で“行こう”を表す言葉です。チャロー!インディア(行こうよ!インドへ)を合言葉に、あなたもインド現代美術の新たな創造性と活力に出会う旅へ出かけてみませんか。 本展は、インド各地を拠点に活躍する27組のアーティストによる絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどさまざまな作品を通して、国際的に大きな注目を集めるインド現代美術の「今」の姿を浮き彫りにする展覧会です。

アジアの大国インドは1947年の独立の後、欧米から移入された近代的な美術と独自の文化に基づいた表現の探求が続けられてきました。 この60年間で、徐々に政治的・社会的な批判を体現した新しいタイプの作品も生まれてくるようになり、90年代以降は急速な経済発展とグローバル化、さらには都市化や変容する現代のライフスタイルを反映した作品が登場し始めました。 現在では、美術の市場拡大もあいまって、活発なアートシーンがインドの国内外に展開されています。

「チャロー!インディア」展では建築家や知識人を巻き込んだ社会学的なプロジェクトや、IT大国ならではの先端技術を駆使した体験型作品など、100点以上の作品が登場します。 悠久の歴史や神々と信仰、歌って踊るボリウッド映画、目覚めた経済大国といった言葉では語り尽くせないインドの魅力。本展では、インド現代社会が抱えるさまざまな矛盾、彼らの抱く夢や希望、未来へ向かうエネルギーと向き合い、その実像と新たな魅力に迫ります。

会場:森美術館
会期:2008年11月22日〜2009年03月15日





【森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展 ─ 共鳴する静かな眼差し】


東京都現代美術館では、ブラジルへの移民100周年を記念する「日本ブラジル交流年」関連事業の一環として、写真というメディアでブラジルと日本との交流を試みます。  森山大道と、マグナムに所属しブラジルを拠点に活動するミゲル・リオ=ブランコの二人の作品による写真展を開催いたします。二人の写真は、都市やそこで生活する人々をカメラで捉えるという共通点を持ちつつ、それぞれが独自の世界観を持っています。 この写真展のために、森山大道はサンパウロを撮影し、ミゲル・リオ=ブランコは東京を撮影しました。展覧会では二人の文化と視点が交差し、これまでにない日本、ブラジルの像が現れます。 そこには、普段ならば見過ごしてしまう日常の断片を、意味のある光景へと変え、現代におけるリアリティが問いかけられています。

会場:東京都現代美術館
会期:2008年10月22日〜2009年01月12日





【生活と芸術——アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで】


「アーツ&クラフツ展」へようこそ。19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房がひときわ輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本での美しい作品からたどります。装飾芸術の殿堂、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画で、V&Aと国内の美術館などから、家具、テーブルウェア、ファブリック、服飾、書籍やグラフィック・デザインなど約280点を一堂に出品します。必見は、柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘(みくにそう)」の再現展示です。柳の収集品や若き濱田庄司、河井寬次郎、黒田辰秋らの作品で飾られた室内には、民芸の原点を見ることができます。
手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を再発見し、シンプルなライフスタイルを提案する。アーツ&クラフツが生み出した精神は、現代の生活に影響を与えながら、今なお遠い理想のようにも映ります。モリスや仲間たちが作り出した家具や壁紙、当時の最先端都市ウィーンの前衛的な家具やグラフィック、「用の美」を見いだした民芸の美意識を味わいながら、生活のなかの芸術について思いをはせる機会となるでしょう。

会場:京都国立近代美術館
会期:2008年09月13日〜11月09日





【吉岡徳仁ディレクション「セカンド・ネイチャー」展】


記憶から生み出される第2の自然、デザインの未来を考える。

本展では、人の想像をはるかに超え、不思議な強さを秘めた自然そのものに改めて目を向けながら、デザインの未来を考えます。ディレクターを務めるデザイナー吉岡徳仁は、これまで、テクノロジーの可能性を踏まえながらも、自身のデザイン表現において自然界に存在するさまざまな原理を取り入れる試みを行ってきました。それらは、単に視覚的に自然を彷彿とさせたり、原理の表層を模倣したりするというものではなく、テクノロジーや自らのアイデアを糧に、新たな自然のかたち、すなわち”第2の自然”をつくり出す行為とも言えます。 本展では、こうした考え方のもと、吉岡徳仁を含めた国内外8組のクリエイターの作品を展示するとともに、空間全体を包む雲のようなインスタレーションによる実験的な提案を行います。

会場:21_21 DESIGN SIGHT
会期:2008年10月17日〜2009年01月18日





【デザインカンファレンス:HIGH5 2】


HIGH5 2 はクリエイティブポータルサイト HITSPAPER がオーガナイズするデザインカンファレンスです。一線で活躍するクリエーターが一堂に会し、自身のクリエイティブフィロソフィーやアートワークのアウトプットフローをプレゼンテーションします。このイベントを通じて未来のクリエティブシーンが新たなパラダイムへシフトする光を見い出す契機になることを願います。
今回のHIGH5のテーマは”Black Box”です。私達の脳は絶えず情報をインプットし、アートワークとして、言語として、時には感情としてアウトプットし続けています。現在の経済社会では結果のみが重視され、そのプロセスが疎かにされがちだと感じずにいられません。長い歴史を紐解いてもその過程や、そしてバックグラウンドとしてのスタート地点が長いスキームでは欠かせません。Black Boxというテーマを掲げた理由は正にこのような眼に見えない大事なモノを紐解きたいという憶いがあります。このイベントを通じてそのプリミティブな要素を探求出来れば幸いです。

会場:横浜大さん橋ホール
会期:2008年11月24日





【不協和音-日本のアーティスト6人】


この展覧会は、戦後日本を代表する6人のアーティスト、オノ・ヨーコ、草間彌生、久保田成子、斉藤陽子、塩見允枝子、田中敦子たちの作品が示す、限りない芸術の探究とその革新性へとたどり着こうとするものです。彼女たちに共通する、伝統的な芸術のあり方や古典的な美の基準とはまったく対照的な制作態度は、同時代のアートシーンを目覚めさせ、若返らせるきっかけとなり、また、日本の現代美術が国際的な舞台へと羽ばたき、世界の注目を浴びる呼び水ともなったのです。
6人のアーティストたちが実践した、芸術というものを「生きること」に近づけようとする道筋は、生まれながらの歴史的、文化的な風土に浸りながらも、そこからは距離を置こうとする姿勢によって特徴づけられるでしょう。彼女たちは、日々の、そして積み重ねられた人生の中に、見失われていた現実を取り戻そうと活動してきたのです。この展覧会は、これら6人の主人公たちが示した、己の芸術的企図とアイデアを表出しようとする抑えきれない衝動を感じ取る場となるでしょう。

会場:豊田市美術館
会期:2008年09月30日〜12月25日





【巨匠ピカソ:愛と想像の奇跡】


生涯を通じて変貌を重ね続けたピカソの全体像に迫ります。初期の青の時代からバラ色の時代、そしてキュビスムを経て、新古典主義、さらにはシュルレアリスムと変化していく作風。パピエ・コレ、レリーフ絵画、構成的な彫刻やアサンブラージュなど、さまざまな素材と表現の可能性の追求。激動の時代であった20 世紀を生きた芸術家らしく、戦争や平和をめぐって、人間性や芸術の意味を求めて、ピカソの芸術は多様な展開を見せます。それとともに忘れることができないのは、画家の生涯を彩り、その芸術に霊感を与えた、愛する女性たちの存在でした。生きること、愛することと芸術の創造とが分かちがたく結びついた、巨匠ピカソの91年の生涯を、約170点の作品によってたどる大回顧展です。 本展は、パリ・ピカソ美術館の大改修に伴って可能になった世界巡回展の一環として、国立新美術館とサントリー美術館で同時開催します。

会場:国立新美術館
会期:2008年10月04日〜12月14日





【巨匠ピカソ:魂のポートレート】


フランス・パリのピカソ美術館の所蔵品が世界巡回を果たします。 東京では国立新美術館とサントリー美術館の2会場で同時開催となります。当館では、ピカソの自我の表れを示す約60点を展示いたします。 巨匠ピカソの内面を掘り下げるチャンスです。

会場:サントリー美術館
会期:2008年10月04日〜12月14日





【アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち】


「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」展は、フランスを代表する女性アーティスト、アネット・メサジェを紹介する日本初の大規模な個展です。 1970年代から絵、写真、記事、拾い集めたオブジェ、言葉、剥製、ぬいぐるみ、布、刺繍、糸、編み物など、日常のさまざまな素材を用いて、創作活動を行ってきたメサジェ。 彼女は聖と俗、ユーモアと恐怖、愛と悲しみ、女性と男性、動物と人間、子供と大人、生と死、表と裏など、人間の相反する複雑さを日常の視点から浮き彫りにします。 収集癖や身体への関心、ぬいぐるみや玩具との戯れ、言葉遊びなどから生まれる作品には、子供のような無邪気さと残酷さが共存し、私たちは、メサジェの紡ぎだす物語の世界からさまざまなメッセージを読み取ることができます。 人間の負の感覚にも正面から向き合いつつ、そこに小さなユーモアを潜ませる独特のエスプリは、世代を超えて多くの人びとの心を捉え、魅了します。 チャーミングで幻想的、そして時に奇妙で不可思議なかたちで私たちの前へ現れる作品群。それらは人の心の奥深い部分へ何かを投げかけてくる「使者」といえます。

本展はパリ(ポンピドゥーセンター)をはじめ、フィンランド、韓国を巡回した国際展です。日本では森美術館のギャラリー空間を生かしたスケールの大きな展示をお楽しみいただけます。展示は2005年の第51回ヴェネチア・ビエンナーレで金の獅子賞を受賞した《カジノ》をはじめ、代表作《つながったり分かれたり》などを含む約30数点の作品によって構成されます。

会場:森美術館
会期:2008年08月09日〜11月03日





【ジョン・エヴァレット・ミレイ展】


ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-1896年)は、11歳という史上最年少でロイヤル・アカデミーへの入学を許可されますが、美術学校の授業や古い慣習に不満を抱き、1848年にダンテ・ガブリエル・ロセッティ、ウィリアム・ホルマン・ハントらと「ラファエル前派兄弟団」を結成、革新的芸術運動の中心的役割を担いました。本展は、代表作《オフィーリア》、《両親の家のキリスト》など、テート・ブリテンをはじめ、英国内外の主要コレクションからの油彩、素描などにより構成し、10代から晩年までの広い範囲の作品により作家の全容を紹介する、日本で初めての本格的な回顧展です。

会場:BUNKAMURA
会期:2008年08月30日〜10月26日





【アート・スコープ 2007-2008 / 存在を見つめて】


日本とドイツの間で互いに現代美術のアーティストを派遣・招聘し、異文化での生活体験、創作活動を通して交流をはかる──それがダイムラー・ファウンデーション・イン・ジャパンの文化・芸術支援活動「アート・スコープ」です。そして 2007/2008 年度のエクスチェンジプログラムでは、日本から加藤泉と照屋勇賢をベルリンへ派遣すると同時に、ドイツからエヴァ・テッペとアスカン・ピンカーネルを東京へ招聘いたしました。原美術館は2003 年から「アート・スコープ」のパートナーをつとめており、今回も、エクスチェンジプログラムの成果を踏まえて4 人のアーティストによる展覧会を開催いたします。

会場:原美術館
会期:2008年06月28日〜08月31日





【建築が生まれるとき】


スイスのペーター・メルクリと日本の青木淳。このふたりの建築家の間に直接的なつながりはありません。けれども、絵画や彫刻を強くリスペクトしている点では共通しています。 だからでしょうか、それぞれが設計した《彫刻の家》と《青森県立美術館》という美術館は、いずれも、作品と厳しく対峙する空間を持っています。 また、ふたりとも、かわいい雰囲気が大好きなのに、とてもクールな建物につくるという点でも似通っています。本展は、そんな彼らが、頭の中にあるアイデアにかたちを与えていくプロセスに注目します。

会場:東京国立近代美術館
会期:2008年06月03日〜08月03日





【対決―巨匠たちの日本美術】


日本美術の歴史に燦然と輝く傑作の数々は、時代を代表する絵師や仏師、陶工らが師匠や先達の作品に学び、時にはライバルとして競い合う中で生み出されてきました。 優れた芸術家たちの作品を比較すると、興味深い対照の妙を見出すことができます。

会場:東京国立博物館
会期:2008年07月08日〜08月17日





【ブラジル―日本:きみのいるところ】


日本から遠く、昼夜、季節の逆転した国ブラジルには、世界最大の日系人社会があります。移民百周年を迎えた2008年に、日本で最も多くのブラジル人が住むここ愛知県で、ブラジルに関わる現代作家たちの作品を紹介します。相互に移動を繰り返したこの百年の円環を経て、異なる文化や背景を持つ人々の邂逅は、新たなものを生み出す可能性を秘めています。私たちの隣人であり、また地球の反対側に住まう人々について思いを馳せれば、視点は大きく広がり、さまざまなことがみえてくるでしょう。現在のブラジルは、夢と矛盾が交差する複雑で混沌とした像を映し出します。そしてその地の美術は、繊細さ、優しさ、寛いだ雰囲気と、社会における矛盾を同時に伝えます。花々が開いて花粉が空中に広がり、その生命力が穏やかに浸透していくように、ブラジルの美術は、人と人・空間・社会を結びつけていきます。それは、繊細でなおかつ豊かなエネルギーを与えてくれるでしょう。

会場:豊田市美術館
会期:2008年07月05日〜09月21日





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ブログ第五十七回:新春ブックレビュー。







遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!

さて、新年最初のブログは、「新春ブックレビュー」と題して、最近読んだとっておきの三冊をご紹介したいと思います。

最初の一冊は、日本を代表するアートディレクターの一人でもある水野学さんが率いるグットデザインカンパニーの初作品集。
グットデザインカンパニーがこれまでに手がけてきた企業の広告やCI、VI、ブランディングなどの作品の紹介はもちろん、 その制作プロセスやデザインに対する考え方などがとても丁寧に分かりやすく解説されています。
様々なプロジェクトを通して、水野学流の仕事術の全体像が見えて来ます。 読むと間違いなく"ものつくり"のモチベーションが上がります。ものつくりに携わる方は必読の一冊です。

二冊めは、月刊誌「リアル・デザイン」の人気連載「デザイナーインタビュー」を一冊にまとめた「おしゃべりなデザイン」。
日本を代表するクリエイター 12人(吉岡徳仁、佐藤卓、佐藤オオキ、柴田文江、graf、喜多俊之、箭内道彦、 グエナエル・ニコラ、松井龍哉、森田恭道、坂井直樹)の生の声が聞けます。
いまをときめくトップクリエイターたちが、デザインをどう考え、どうかたちにしていっているのか、そのヒントがぎっしりつまっています。
みなさんほんとにカッコいいです。 特に日本のロボット産業の構築を目指している、フラワーロボティクスの松井龍哉さんがステキです。

そして、三冊めは、ここ数年とても注目されている建築家・石上純也さんのコンセプトブック 「small images/ちいさな図版のまとまりから建築について考えたこと」。
石上さん自身が監修していることもあり、ひとつひとつの作品に対するコンセプトやスタディが、 わかりやすく、こと細かに解説されています。
タイトルの「small images/ちいさな図版のまとまりから建築について考えたこと」が、そのまま本文デザインとリンクしていて、 様々なプロジェクトのいろいろな情報が小さな文字と小さな図版でまとめられています。
全体がとてもやわらかな空気感で構成されていて、読んでいるとふわふわします。 建築のコンセプトブックですが、読みものとしてオススメできます。

それでは、本年もどうぞよろしくお願いたします!

|2009-01-10 08:11:27| Tag: book|



ブログ第四十五回:秋のブックレビュー(vol,03) /京都スーベニイル手帖。





©2004 Genqui Numata Printed in Japan.


こんにちは。
秋のブックレビュー3回目です。

今回ご紹介するのは、「京都スーベニイル手帖」(白夜書房/2004年から2005年にかけてシリーズ2冊を発売)。

この「京都スーベニイル手帖」は、沼田元気(写真家、詩人、装丁家)が、「私たちがよく知っている京都をもっとよく知る為に! 」を合い言葉に京都の喫茶店や本屋さん、老舗の和菓子店や洋菓子店、銭湯、お茶屋さん、旅館などを独自の視点でピックアップ。 自身の写真とコラムで楽しく紹介しています。

地域密着型ガイドブックとでもいいましょうか、「山都げてものや」や「西岡はきもの店」、「トダヤ道具店」、「イワデ帽子」、「三月書房」、「長者湯」なごなど、一般のガイドブックには、まず載っていないであろうコアな京都が楽しめる本です。 この本を片手に京都市内を散策すれば、かなりの京都通になれます。

ちなみにブックカバーは、高級箔押しの和紙で出来ていて、さらには、付録で「花名詞コレクション」(舞子さん、芸子さんの名詞)や「老舗旅館ポストカード」、「舞子ペナント」(三角形の旗)や「京都・さくら井屋の千代紙コレクション」など色々とおみやげが付いているので、楽しさ100倍です。

「人は旅することによって夢を見る。と同じようにおみやげにおよっても夢を見る」(アンドレ・ヌマゲン著『超おみやげ主義宣言より』


それでは、次回のブックレビューもお楽しみに。

|2008-09-13 11:57:42| Tag: book|



ブログ第四十四回:秋のブックレビュー(vol,02) /MOD EAST。









©2004 COMOESTA YAEGASHI, ITO SHINICHI Printed in Japan.


こんにちは。
秋のブックレビューの2回目です。

今回ご紹介するのは、「MOD EAST」(モッド・イースト/2004年TOTO出版)。

僕のもっている本の中でも、とくに好きな一冊です。

この「MOD EAST」は、プロデューサー・DJとして活躍するコモエスタ八重樫と、写真家・伊藤愼一が数誌に渡って連載を続けたコラム「MOD EAST」 (『ELLE DECO』アシェット婦人画報社刊・1995年12月号、 『AXIS』連載・アクシス刊・1997年5、6月号VOL.67-1998年11、12月号VOL.76、 『LIVING DESIGN』連載・リビングデザインセンター刊・2001年5、6月号-2003年9、10月号)を書籍化したもの。

1960年代〜1970年代の日本のモダン建築をコモエスタ八重樫の素晴らしいコラムと伊藤愼一の写真で紹介しています。

建築が好き!レトロ・モダンが大好き!という方には、たまらない一冊だと思います。

現代建築にはない有機的で温かみのある昭和のモダン建築。本当に洗練されたデザインとは何かを考えさせてくれます。
 
東泉一郎と松下文子(higraph)によるブックデザインもモダンでかっこいいので、ぜひチェックして見てください。

それでは、次回のブックレビューもお楽しみに。

|2008-09-07 08:54:19| Tag: book|



ブログ第四十三回:秋のブックレビュー(vol,01) /groovy book review。








©Blues Interactions, Inc. 2008
©Miyuki Morimoto 2008


こんにちは。

秋といえば、「読書の秋」。
ということで、今回から数回に渡ってブックレビューをしたいと思います。

最初にご紹介するのは、「groovy book review」(グルーヴィー・ブック・リヴュー/ブルース・インターアクションズ が1999年から2000年にかけてシリーズ3冊を発売)。

タイトル通りブックレビューの本です。少し古い本ですが、未だに重宝してます。

この本のコンセプトは「本のレア・グルーヴ」。
出版された当時の売れ行きのヨシアシに関わらず、現在読む、あるいは見ると有効なものを和書、洋書、書籍、雑誌を問わず、さらには入手可能かどうかも関係なく、とにかく無差別にドバーっと紹介しています。

紹介されている本の数が半端じゃない上、レヴューもしっかりと余談も交えながらおもしろおかしく書かれているので、いつ見ても新しい発見がある本です。(本の中では、様々な執筆者がBJ/ブック・ジョッキーとして登場します)

また、ブックレビュー以外にも様々な企画がされていて、とくに大好きなのが第一巻の常磐響の「本棚リミックス」と第二巻の山本ムーグの「ハウ・トゥ・ブック・ジョッキー講座」。



「本棚リミックス」は、純粋に感動した本を本棚に並べるのではなく、
常磐響によると「例えば、昔『逃走論』が流行ったとき、しばらくしたら学生街の古本屋の店先に100円くらいで 山ほど売られるようになった。20冊くらい買って、これまた店先に山積みの『告白ハンパしちゃってゴメン』と 交互に並べてみると、黄色・ピンク・黄色・ピンク・・・って、なんかいい感じ」(本項から一部抜粋)。

あろう事か本棚の見え方に重点を置いてに安売りの古本を買い漁っていくというトンデモ企画。



「ハウ・トゥ・ブック・ジョッキー講座」では、「サンプリング読み」や「ミックス読み」、 「ロング・ミックス読み」や「スクラッチ読み」などのBJプレイが実践も交えて紹介さています。

ちなみに「サンプリング読み」は、何かをデザインをするときにアイディア・ソースとしてヴィジュアル・ブックなどを見たりして、そのデザインをネタにすることを「サンプリング読み」というそうです(確かに)。
「ミックス読み」では、ミニマル・フォントの詩集とミニマル・アートの作品集を並べて読んでみたりします。これもまた、トンデモ企画です。

この「groovy book review」とにかく色々な本の楽しみ方を紹介してくれる本です。
デザインもかわいいので、ぜひチェックして見てください。

次回のブックレビューもお楽しみに。


|2008-09-01 00:00:15| Tag: book|



ブログ第四十回:みんなの憧れ、スティーブ・ジョブズ。





遂に北京オリンピックが開幕しましたね。
開会式は見ましたか?
僕は選手入場の途中から見たので、最初のイベントは見ていないんですが、聖火台に火が灯った瞬間と、その後の花火のフィナーレは感動しました。
生で見たら相当すごかったと思います。うらやましいです。

さて、最近こんな本を読みました。
「スティーブ・ジョブズ。神の交渉術」(竹内一正/アステ新書)。

ジョブズは、21歳でパソコンメーカー「アップル」を創業し、2年後には「アップルコンピュータ社」を設立。25歳の時には同社の株式を公開し、億万長者となった人物。現在、同社のCEO/最高経営責任者を務めています。

また、ジョブズは31歳の時に映画監督ジョージ・ルーカスの映画制作会社ルーカス・フィルムからコンピュータ・アニメーション部門を買収して「ピクサー・アニメーション・スタジオ」を設立。 そして、95年に公開した「トイ・ストーリー」が大ヒット!同年にピクサーの株式を公開し、またも巨額の富を得る。
その後もピクサーは「ファインディング・ニモ」など数々のヒットを飛ばし、 06年にはディズニーがピクサーを買収。これにより、ジョブズはウォルト・ディズニー・カンパニーの個人筆頭株主となり、取締役に就任する。

「アップル」では01年に発売した「iPod」が世界的メガヒットとなり、翌年には「iTunes Music Store」を開始。「iTMS」は08年4月に「Wal-Mart」を抜いて、米国でナンバーワンの音楽小売業者となる。 07年には「iPhone」を発売し、携帯電話事業にも参入。話題を独占している。

そんなジョブズの人物像に迫ったのが、この「スティーブ・ジョブズ。神の交渉術」。
これを読んで分かったのは、ジョブズは「ズバ抜けて頭のいい、ジャイアン」だということ。

「オレのものは、オレのもの。オマエのものも、オレのもの」。平気で人を裏切り、目的達成のためには手段を選ばない。目の前の障害は全て取り払い、必ず目的を達成する。

そんなジョブズの周りには世界中から超優秀な人材が集結し、ひとたび彼がステージに上がってプレゼンテーションを始めれば、瞬時に数千人の観衆を魅了してしまう。
(ちなみにiTunes StoreのPodCast「Apple Keynote」でジョブズの魔法のような素晴らしいプレゼンがビデオ配信されています)

本の帯にある「このやり口には逆らえない!」。ほんとにその通りです。この本、もちろん勉強にもなりますが、ジョブズの超自己中心的な性格が笑えます(笑)


|2008-08-10 04:22:12| Tag: book|



ブログ第五回:月刊ブックレビュー(Vol.01)





©FICTIONZERO | NARATIVEZERO / KODANSHA 2007

- FICTIONZERO | NARATIVEZERO -

<内容紹介>

—ノイズまみれの世界を変えよう—

「フィクションゼロ/ナラティブゼロ」は新文芸のための新しいパッケージです。
両サイドから読めるダブル表紙によるツイン・ムックです。ダブルコンテンツで構成した誌面は、縦組みのフィクションゼロサイドでポストライトノベル世代におけるエンタテインメント小説のメインストリームを追求、横組みのナラティブゼロでフィクションの語り方・話法についてマルティカルチュラルに展望します。

ユニクロのCMなどを手がけているタナカノリユキによるビビッドカラーのデザインと「鉄コン筋クリート」や「Genius Party」のアニメーションメイカー、STUDIO4℃のイラストワークで、斬新な誌面を展開しています。
巻頭の古川日出男による「フィクションゼロ宣言」は、新文芸の誕生を謳っています。
(講談社)

<レビュー>

このオムニバス文芸雑誌、とにかくおもしろいです。
まず、タナカノリユキとSTUDIO4℃によるアートワークが最高に格好いい。この装丁からするとSF系の小説集かと思うかもしれませんが、全体的にファンタジー系で、独特の世界観をかもし出しています。

—もう、こうなったら、全部フィクションでいい。そして無差別級でいこう—

古川日出男による「フィクションゼロ宣言」は、文芸の全てのジャンルを取り払い、ゼロから文芸をスタートさせようとしています。
細分化されたジャンルでマニア的に物事を追求するのではなく、広くオープンに展開することが目的とされています。
つまり、特定のターゲット層を必要としていないのです。

—何を読ませるか?何が読みたいか?何を書いたらいいか?—
—つまりゼロから—

そう、ゼロから。
この小説集は「初めてフィクションを読む」という設定のもとに書かれているのです。

—ゼロの地平から「よーい、どん」で出発しよう—

頭を空っぽにして「最初に手にした小説がフィクションゼロ/ナラティブゼロだった」という想定のもとに読んでみて下さい。
ぶっ飛びます。

|2008-03-05 02:23:46| Tag: book|



ブログ第四回:「TITLE」休刊。





©TITLE / BUNGEISHUNJU 2008

2000年から8年間続いた月刊誌「TITLE」が休刊する。寂しい。

毎号買ったり、読んだりしていたわけではないけど、かなり好きな雑誌でした。

いつか復活してほしいです。

|2008-03-04 02:12:23| Tag: book|





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